「俺と付き合ってください!」

………は?今何つった?

オレトツキアッテクダサイ?

ってええええええ!嘘でしょー!!

「あの…人、間違えてませんか?」

「え…何でですか?」

「だって、あなたみたいなカッコイイ人なら、
 私なんかよりももっと可愛い子と
 付き合えると思うんですよ!!」

「本当に私なんですか!?」

「はい!そうです!俺は立花なぎささんに告白しに来たんです!」

「夢…」

「え?」

「絶対夢に違いない!こんなイケメンが、私に告白なんてありえない!」

私はほっぺたを思いっきりつねった。

ギュウウウウウ

物凄い痛みが私の頬に走る…

「な…なにしてるんですかっ!!」

「いっ…いったあああい!!!!」 

ゆ…夢じゃない!!