「レオ。調べろ。あいつのこと」
ほら、ね?
すごく楽しそうな顔をして命令する修人。
棗ちゃん、残念だね。
関わらないって、選択肢なかったみたい。
だって、修人がお気に召したみたいだから。
先程出て行ったばかりの彼女に教えてあげる。
関わらないのは無理だと。
いや、まぁ、口には出してないけどね。


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