「おせぇよ、蒼」
まず最初に口を開いたのはレオ。
「ごめん、ごめん」
蒼はそれに対して、平謝りしている。
すると、蒼が私をついに降ろした。
今がチャンス!
てか、今しかないチャンス!
逃すわけにはいかない。
さっと逃げの体勢へと体を変え、さぁ走ろうと思ったが、右腕が引っ張られて行けない。