ゆっくりと、固く閉じていた瞼を持ち上げる。
視界に広がるのは天井。
うん、汚いな。天井。
じゃなくて、どういう状況だよ、これ。
蒼の腕の中にインです。はい。
自問自答するなよ、私!!
「あれ?なっちゃん、顔赤いよ?」
上から覗くように蒼が尋ねてくる。
やっぱりかっこいいよりも、可愛いのが似合う男だな、蒼は。
って、今それどころじゃないよ。