一番上にあるのが、空木 蒼。
次いで立花 玲苑、深景 倖、そして霧島 修人。
それらを順に目を通す。
「ふっ……」
見ていてわかった。
彼らも十分な過去の持ち主だということが。
けれど、けれど“足りない”。
比べるなんてしてはいけないけど、それでも“足りない”。
もちろん、俺の言えたことじゃない。
それでも……
「こんな奴らが棗のそばに……」