「女の子なら普通喜ぶんじゃない?」
意地悪く、下から除きこむように見てくる蒼は、珍しいものを見ているようで。
逆にいえば、彼らはそれだけ人気のある人達なんだなとも思える。
けど、生憎と私には彼らの良さが解らない。
「嬉しくないから喜べない」
それ以外に何があるんだと、踵を返してまた出ていこうとする。
「行っちゃ駄目だって」
レオがまた掴んでくる。
が、私はその手をかわして逆に腕を掴む。
「ぇ……?」
レオがそう言ったのを耳に入れながら、背負い投げする。
「くっ…!」
痛みに顔を歪めるレオ。