それに、ここに入ってしまえば、私は、戻りたいと思ってしまう。
ただでさえ思っているのに、更になんて…
私、もう……そんなの許されないのに。
「はーい、棗ちゃーん。どうでもいいから入って入ってー」
いつの間にか後ろに回っていたレオが、悶々として立ち止まっていた私の背を強引に押して、いとも簡単に中へと入れてしまった。
その拍子に、掴んでいた修人の手も離れて、微熱が少しだけ残った。
ただでさえ思っているのに、更になんて…
私、もう……そんなの許されないのに。
「はーい、棗ちゃーん。どうでもいいから入って入ってー」
いつの間にか後ろに回っていたレオが、悶々として立ち止まっていた私の背を強引に押して、いとも簡単に中へと入れてしまった。
その拍子に、掴んでいた修人の手も離れて、微熱が少しだけ残った。

