帰りたい。全力で帰りたい。
目の前には大きな倉庫。
言わなくてもわかります?
ええそうです。狼嵐の倉庫です。
ここだけは、来ちゃいけないのに、ヤバいよ。色々と。
だってこれのせいでバレたらと思ったら……呪うね。
「おい、メットとれよ」
未だメットを被り続ける私に、バイクを締まってきた修人が言う。
絶対にとるわけにはいかない…!