「レオ!!」
それを制するのは倖の焦る声。
間違いなく挑発したのは私なのに、一般人と言ったから、守ろうとする。
いらない世話だ。
「俺は女でも馬鹿にすんのは許せねぇんだよ」
低く唸るように言って、ゆっくりと近づいてくる。
怖い。
そう思えば一般人。
でも怖くない私は、そうではないと、嫌でも理解させられる。
「あんたがそういうなら、私だってそれなりのことはさせてもらうから」