くんっと引っ張られる腕に、進めなくなる。
引っ張っているのは勿論修人で、すっぽりと彼の腕の中に収められる。
「…どうしたんだ?」
再び問われる。
私は話す気などないので、逃れようともがく。
でも相手は男。
ビクともせずに、余裕さえある感じだ。
仕方なく、もがくのをやめて言う。
「…高校生が怖い夢を見ちゃいけないの?」
怖い夢だけで片付けられることではないが、それでも怖いことにかわりはない。
引っ張っているのは勿論修人で、すっぽりと彼の腕の中に収められる。
「…どうしたんだ?」
再び問われる。
私は話す気などないので、逃れようともがく。
でも相手は男。
ビクともせずに、余裕さえある感じだ。
仕方なく、もがくのをやめて言う。
「…高校生が怖い夢を見ちゃいけないの?」
怖い夢だけで片付けられることではないが、それでも怖いことにかわりはない。

