「…舞ちゃんってさ」 「なぁに?」 「すずらんのいい匂いがするよね」 「それ、みちるちゃんにも言われた! …そんなにすずらんの匂いする?」 私は自分を嗅ぎながら言うと、北見くんはクスッと笑って 「するよ」 と言う。