「舞ちゃん」


私は庭園に咲いている花に水をやっていると、後ろから話しかけられる。


「北見くん!」

「僕が1番のりかと思ってたんだけどなー…舞ちゃんの方が早かったか…」


と北見くんは笑いながら言う。



実は北見くんも園芸部なんです!



そしてつられて私も笑顔になり


「えへへ〜…だって、ここは私の大好きな場所だもん!」


と言った。

すると北見くんは


「そ、そうなんだ!
じゃあ、僕も水やりしようかな!!」


そう言って、さっさと行ってしまった。