私は小さなテーブルに置いてある花瓶を手にとる。

ふわりと香る花の匂い。


「これがあるから、毎日この夢を見るのかなぁ…」


私はクスッと微笑んで、花の水を変えに行く。


綺麗なすずらんの花。

それを見るたびに私は幸せな気分になれるんだ。