毎週火曜日のお昼の勉強は
とりあえず、期末テストまでは見てもらうことにした。
純粋に、やっぱりテストで1位を取りたかったから。
もうはーさんに対する恋の感情はなくて
好きが、日に日に憧れに変わっていった。
何故って。
私はあの日以来、はーさんの彼女である輝さんに会っては話をする。
「あたし、ずっと妹が欲しかったの
恋春ちゃんみたいな可愛い子が
妹だったらよかったな」
輝さんの微笑みは
私の心を綺麗にしてくれる。
「えへへ
私も輝さんみたいなおねぇちゃん欲しいな」
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「恋春、最近輝さんと仲良いじゃん」
翠ちゃんが言う。
「2人が笑いあってると天使がいるみたいだってみんなが言ってるよ」
「違うよ翠ちゃん。」
天使は輝さんだけ。
