長いキスの後 弱々しく離れるナツの唇。 その隙間から零れる声はもう 限りなく小さくて。 「しい・・・・・・・な・・・く、ん。 い、いっぱ・・・・・い・・・あい、し・・・・てく・・・れてあ・・・ありが・・・・とう」 涙で濡れたナツの頬に 僕の涙が零れる。 ゆっくりと伸ばしたその腕で、その指で ナツは僕の涙を拭った。 「ごめ・・・ん、ね・・・・・・しい、な・・・く・・・・・・・ん」 その言葉と共にナツの腕は力なく落ちて 電子音が規則正しいリズムを止めた。