はぁっはぁっはぁっはぁっ
ロッカーまで全力疾走した。きっつ。
陽にひどい態度とっちゃった。
でも、バスケ部は嫌な思い出が詰まってるから、行くなんて無理。
でもあの態度はないよねぇ...。謝らなきゃ。
『〜〜♫』
どっかから音楽が聞こえてくる。
あっちだ。
音楽の聞こえる方向に歩いていくと、一つの教室からベースを持った人が出てきた。
『あーーーーっ!!一年生だ!仮入部きたの?』髪の長い美人な先輩。
え?わ、私?うん、周りに誰もいない。
『おいでっ!みんなぁ!仮入部きた!』
ええー?私が軽音部!?
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