ないしょの贈り物

……あたしは、ずっと怖い夢を見ていたんだ……。



ママの服をギュッと握りしめる。



――もうどこにも行かないで……と祈りに似た想いを込めて……



この日あたしはママにべったりだった。



何をするにもママの後をくっついていた。
だって、不安だったんだもん。目を離した隙にママが消えちゃいそうで……。

それにママは優しい笑みを浮かべてあたしのわがままに答えてくれた。