ないしょの贈り物

そうしないとママがこの世に居ないのを認めてるみたいで……


恐かった……。


窓から心地良い風が入り込む。

あたしの頬や髪をママの代わりに撫でてくれてるみたい……



それがひどく優しくて……



胸が詰まる程切なかった……。



自然と涙が零れた。



空には朱い夕焼け雲が広がっていた……


あたしは、ムクッと体を起こしてもう一度机に座った。

鉛筆を握って願いを文字にした。