「よぉ、風嶺。お前の可愛い可愛い彼女さんは預かった。返してほしかったら、1人でくるんだな。さもなくば、こいつを犯すぞ」
そう言って、彼は私に電話を押しつけてきた。
さっきは混乱して気付かなかったが、両手が使えないようロープで結ばれていた。
私は、ダイチが電話の向こうにいるという安心感から涙声を出してしまった。
「だ、ダイチィ……グスッ …」
そう言うと、また彼が自分の耳に携帯を当ててしまった。
『やめろ!俺が行けばいんだな。リアには手を出すな!』
という声が聞こえた、気がした。
ピッ
彼が電話を切った。
「お前は人質だ。わかるよな?俺は大伴 匡也(オオトモ キョウヤ)。あいつが来るまでお前は人質だからな。忘れるなよ」
そう言い、彼は出て行った。
ガチャガチャ、と鍵を掛ける音がした。
─────出られない。
そう言って、彼は私に電話を押しつけてきた。
さっきは混乱して気付かなかったが、両手が使えないようロープで結ばれていた。
私は、ダイチが電話の向こうにいるという安心感から涙声を出してしまった。
「だ、ダイチィ……グスッ …」
そう言うと、また彼が自分の耳に携帯を当ててしまった。
『やめろ!俺が行けばいんだな。リアには手を出すな!』
という声が聞こえた、気がした。
ピッ
彼が電話を切った。
「お前は人質だ。わかるよな?俺は大伴 匡也(オオトモ キョウヤ)。あいつが来るまでお前は人質だからな。忘れるなよ」
そう言い、彼は出て行った。
ガチャガチャ、と鍵を掛ける音がした。
─────出られない。


