────ガチャッ

「ダイチ!何回もチャイム押すのやめて!近所迷惑でしょ!」

「はい、はい」

ダイチはニカッと笑いながら、言った。

「『はい』は1回!」

「わーぁってるって」

(´V`)♪な絵文字がつきそうな顔で笑った。

「ほんとにーー?」

「ほんとだって!」

「なら、良いけど…」

と、言いながらリビングの扉を開ける。
 
「へえ」