kissをする【完】

ほらね



また来た。

こなくていいって言ってるのに。


でも、私は、最近よく思う。

ダイチを知ってるのに、知らないような感覚に陥る。



それは、時に寂しくて。そして、悲しくて。



私には言えない、と言うことが私の胸を締め付けている。



私に笑いかけているのに、目……が笑っていなくて。


どうしようもなく、暗い闇がそこまで迫ってきそうな気配を出していた。