kissをする【完】

「あ、リア!」

「ダ、ダイチ?」
その、カラフルの中央にいる、ダイチらしき人に声をかける。

階段の角で会ったときは、暗かったから、よく見えなかったが……

「ダイチって、銀の髪だったんだね?」

「ん?そだよ。恐い?」

「んんん。格好いい」

「ははっ。嬉しい」

「あ、あの、ダイチさん。どちらさんか紹介してくださいよ!」

2人の世界に入っていたためか、恥ずかしい事を言ってしまった…。

真っ赤になって俯く私を余所にダイチは、説明し出した。

「この子はね、河西リアちゃん。俺の彼女~」

「か、彼女じゃないです!友達です、友達!」

いきなり、ダイチが嘘を言ったので、訂正する、私。

でも、話していた人をみると、緑色!!

吃驚して、じっと、みていたのを自己紹介してほしーと思っていると勘違いしたのか、緑君は、自己紹介を始めた。

「俺は、相沢 毅(アイザワツヨシ)っていいます!よろしくっす!」

緑の髪のツヨシ。

「あ、うん。ツヨシさんね」

「あ、ツヨシでいいっす!同い年っすから」

「そっか、わかった」

そしたら、周りで見ていた人も自己紹介をし出した。

「俺は、常川 紘(ツネガワヒロ)。よろしくね?俺もヒロでいいよ」

青髪のヒロは、怖い。顔が笑ってるけど、笑ってない。でも、一応、返事をする。

「はい。よろしくお願いします、ヒロ」

「つっぎ俺!渡辺 琉唯(ワタナベルイ)!よろしっくね!ルイでいっよー!!」

茶髪の終始明るい、ルイ。話しやすそう。

「よろしくです、ルイ」

「最後は俺。松崎 耀(マツザキヒカル)。よろしく。あ、ヒカルでいい」
黒髪の頭の良さそうな、ヒカル。

「よろしくお願いします、ヒカル」