「なんでそんな大事な事言わなかったの⁉」

「莉奈に心配かけたくなくて…。でも、莉奈は俺がいなくても大丈夫だよな?だから、最後は笑って?」

「笑えるわけないじゃない!バカ!」

そう言って私は彼氏、相沢陸の病室から出た。

「さよなら…。莉奈…」