「ばっっっかじゃないの!?」
人通りの少ない場所で
耳元で大きな声で怒鳴る。
「い〜…うるっせーよ…」
佳山が耳を塞ぎながらしかめっつら。
「そんなにギャンギャン吠えんなって」
こいつぅ〜…
ていうか、最初に言ったよね⁉︎
付き合ってもいいけど皆には内緒、それに好きにはならないって‼︎
うぅ〜…もう……本当に
「調子狂わせないでよ…」
ボソっと呟いた。
それが聞こえていたのか佳山は
「だってそうでもしないと俺のコト好きになってくれねーだろ?」
「え?」
「言っただろ?
俺のコト好きにならせるってさっ」
クルッと一回転してニカっと笑った。
もう…
やめてよ……
「それは無理だねー
ぜーったい好きになんないからっ♪」
「お前手強すぎ…」
もうとっくに私は…

