「ん〜…
……いっ いいよ!」



本当はすごく嫌だけど!!



「後から無しとか駄目だからな?」



うっ!



「わ…分かってるよ!」



本当はそのつもりだったんだけど…



「じゃあ!ひとつだけ条件言っていい?
付き合ってることは皆には内緒。
この条件で、のめるんならいいよ!」



人差し指を桂山の前に突き出した。

桂山は少し考えた表情をしたが、すぐに



「俺的には、皆に見せつけたかった
けど…まぁ間宮がその気になってるんだし いいぜ」


「何かその言い方、私が告白して
あんたが無理にオッケーしてるみたいじゃん!」