Dirty Town

ミステリー・サスペンス

美風 燐音/著
Dirty Town
作品番号
1007393
最終更新
2014/02/22
総文字数
1
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0

この町は平和過ぎてつまらない。
しかし、
そんな平和が
たった1日で跡形もなく消え去ったー

「Dirty Town」(1)
作 美風 燐音

始めまして、美風燐音(みかぜりんね)と申します。
これからどうぞよろしくお願いします。

主な登場人物

ファル•スパエル (男•16)
ソラニア•フレファード(男•16) ファルの親友

学校の帰り道、俺は一息ついた。

「はあー…、やっと今日が終わる。」

最近ニュースでどんな病にも効く薬を作ってるとか言ってるけど、
いまいちピンとこない。
それについての課題もあるし
難し過ぎててならない。

「ばあっ!」

「うおお!」

いきなり飛び出して来たソラに
尻餅をついた。
ソラはケラケラと笑った
「尻餅ついたー!あははは!!」

気がついたら頬赤くなっていた。笑われた恥ずかしさか、尻餅をついた
恥ずかしさか、何故かは自分にもわからない。

「なあに考え事してたのー?」

「別に。」

ソラは目を輝かせて俺を見つめている。

「なんもねえって!」

俺は早歩きで歩く。
ソラも、スピードをあげて追いかけて
くる。

「チッ」

俺は小さく舌打ちをした。
はっきりいってこいつはめんどくさい奴だ。
前にも今日みたいなことが、
何回かあった。
気がつけば後ろには、
ソラの姿はなかった。

「ただいま。」

あ、そうだった。今日は、ずっと一人だっけな。母さんも父さんもどっちも
夜勤なんだよな…。

ポケットのなかのスマホが
ブブッ振動する。
ソラからだった。

酷いよー!走って帰っちゃうなんて!
僕が、体力ないのを知って
走って帰ったのー⁈

自分ではきづかなかったけど、俺、
走ってソラを置き去りにしてたのか。

再び携帯がブブッと振動する。
また、ソラからだった。

外!開けちゃダメだよ!!
外見て!

俺は自分の目を疑った。


ー(2)へ続くー

目次

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