名無しの手紙


毎週金曜日に、わたしはあいつの下駄箱に手紙を入れる。

名無しのあの手紙を、どんな顔で読んでるんだろう。

きっとわたしがその顔を見ることはないんだ。

それでいい。

好かれない。好かれなくていい。

嫌われて、あなたの心に残りたい。