天然可愛い彼女

「分かってくれればいいのよ。

じゃあ花奏、あなた、家に入るわよ」

「やだっ……はるくんっ…」

俺にしがみつく花奏。

それでも花奏のお母さんは無理やり

家の中に入れる。

「……はぁ……」

住宅街で1人になった。

途端に涙が溢れる。

情けない、男なのに。