さよならは言わない

「えっとみんなも先生から聞いたと思いますが…あたしは病気になってしまいました。病気の名前は急性リンパ性白血病です。普通なら治る病気なんですが私の場合は発見遅くてもぅ治らないそうです。
それを聞き精神的ダメージをくらい吐いてしまいました。
17歳の私にいきなり死の宣告をされたのです。もぅ生きれないそう思った。
でも頑張って生きようと思いました。」

ここまで話してみんな泣いていた。

「私を支えてくれたのは親友、恋人そして母親でした。花凛本当にいつも見舞いに来てくれてありがとうれしかったよ!!りゅーくん…傷つけてごめんねもぅ一度が戻ってきてくれて嬉しかった!クラスのみんな病気のこと隠しててごめんね。
でも私はいなくなるじゃないみんなの心の中で生きてるから!
だから忘れないでね私がいたことをみんなと一緒に勉強してきたことを。
みんなが大好きだよ!!」

そこで号泣する人がいて私もつられてないてしまった。花凛、りゅーくんも泣いている。

「私は一回花凛に行ったことがあるなんで私なの死にたい人いっぱいいるよね神様はなんで私を選んだのかなって。

そんなことを思っても意味がない。
時間を止めたくても時間は止まらない
時計の針を止めても世界の時は止まらない。朝が来て夜になって寝てまた起きると朝になっている。そんな繰り返しの毎日。
…だけどねそんな毎日がとてもいいことなんだよ嬉しいことなんだよ。
私はその繰り返しの毎日がもう過ごせなくなる。
みんなにとっては当たり前の毎日だけど私にとってはあと残りわずかの日々。
だから一日一日を大切にしてください

さよならは言いませんだってみんな心の中で私は生きてるから」