さよならは言わない

「絢那…ほんとに大丈夫?」

「ぅん最近は調子いいんだぁー!」

「なら良かった!」

そしてその日は黒板に書いてあることをノートにとってみんなでご飯を食べて。楽しかった。

6時間目はLHRだった。

「では妹尾さんよりお話があります。どうぞ!」

先生が私のためにこの時間をくれたんだ。それが嬉しかった。でも目の前にカメラがあって恥ずかしい。この風景を撮るみたい。