さよならは言わない

「母さん私何の病気?」

「…違う絢那は…病気じゃないわ。」

「私が病気じゃないなら…なんで母さん泣いてるの…ねぇ教えて。」

「せ…んせ…絢那に教えてあげてください。」


先生は驚いていた。「本当にお伝えしてよろしいんですね?」

「はぃ…絢那が歩む人生で、す。」