…だからこそ、 手の届かないものだと分かっているから欲しくなる。 でも、現実を見る度に悲しくなってしまう。 私には…勉強だけなんだ…。 そうして一人で葛藤していると、 「ねえ、真白。あんたもネットの人と交流してみたら?」 由杞はそう言うとまた携帯をいじり始め、再び私の前に携帯を突き出す。