9人のヴァンパイアと1人の魔女




家に中にいたことは


確かだ。




だって、

叫び声が聞こえた。




すごくつらそうな優希の。




それからどこを探しても

優希は見つからなかった。




火元は火の広がり具合から


1階の優希の部屋からだった。



だからこそ、おかしいんだよ。


ヴァンパイアの唯一の弱点は火。




優希は火が発生しそうなものは

一切部屋に置いていない。





「また考えてるの?」



ルーモはあたしに


口にくわえていた
濡れたタオルをを渡してそう言った。


ルーモは
あたしの使い魔の白い猫。




使い魔つっても

ほとんど仲のいい友達みたいなんだけどね。