家に中にいたことは
確かだ。
だって、
叫び声が聞こえた。
すごくつらそうな優希の。
それからどこを探しても
優希は見つからなかった。
火元は火の広がり具合から
1階の優希の部屋からだった。
だからこそ、おかしいんだよ。
ヴァンパイアの唯一の弱点は火。
優希は火が発生しそうなものは
一切部屋に置いていない。
「また考えてるの?」
ルーモはあたしに
口にくわえていた
濡れたタオルをを渡してそう言った。
ルーモは
あたしの使い魔の白い猫。
使い魔つっても
ほとんど仲のいい友達みたいなんだけどね。
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