9人のヴァンパイアと1人の魔女




ファイロスーノルーノアクヴォネージョトンドロ


ファイロスーノルーノアクヴォネージョトンドロ


「なんで消えないの?」


呪文を必死で

繰り返してるのに



火は収まらない。




「なんでよっ。早くしないとっ。」



○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


「魔女も不老不死?」


「じゃ、俺らはずっと一緒だな。」


「テロリストだろうと
強盗だろうと俺ら無敵のコンビに
勝つものなーしっ!」



こんなときに



なんで笑顔の優希が出てくるのよ。





早く早く。


早くしないとっ。










ピピピピピッ
   ピピピピピピッ



ガヴァッ!


「またあの夢?」



夢…


またか。

「ルーモ、濡れタオル持ってきて。」




あの火事があった日から

約1年。






目を閉じれば、火事の日の事が。


火事は幸いにも

優希の家だけだった。



火は優希の家を


喰いつくし消えていった。



ただ、優希の遺体は見つからなかった。