ファイロスーノルーノアクヴォネージョトンドロ
ファイロスーノルーノアクヴォネージョトンドロ
「なんで消えないの?」
呪文を必死で
繰り返してるのに
火は収まらない。
「なんでよっ。早くしないとっ。」
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
「魔女も不老不死?」
「じゃ、俺らはずっと一緒だな。」
「テロリストだろうと
強盗だろうと俺ら無敵のコンビに
勝つものなーしっ!」
こんなときに
なんで笑顔の優希が出てくるのよ。
早く早く。
早くしないとっ。
ピピピピピッ
ピピピピピピッ
ガヴァッ!
「またあの夢?」
夢…
またか。
「ルーモ、濡れタオル持ってきて。」
あの火事があった日から
約1年。
目を閉じれば、火事の日の事が。
火事は幸いにも
優希の家だけだった。
火は優希の家を
喰いつくし消えていった。
ただ、優希の遺体は見つからなかった。

