「ううん。綺麗に撮れているから、ちょっとびっくりしてたの。わたしってこんな感じなのかなって。なんだろうね。ごめんなさい、上手く言葉に出来なくて」
申し訳なさそうに笑みを浮かべる陽菜。
こんなちょっとしたところがかわいく思えてしまう。
「そんな、そんな。褒められて光栄です」
祐太朗のヤツ、デレてる。
陽菜って、男の落としどころを心得てるって感じがする。
たぶん、無意識にやっているんだろうけど、計算でない分、怖いよな。
まさか、どこそこで落としまくってるんじゃないだろうな?
心配になってきた。
「これ、没収ね」
今まで黙って写真を見ていた春田が油断した隙に写真を取り上げた。
「何をするんだ」
「何って、破って捨てるのよ。決まってるでしょ」
「萌絵。わたしたちがもらったんだからね。萌絵にはそんな権利ないでしょ。さっきからおかしいよ。そんな意地悪しないで」
陽菜が反抗してる。
わたしたちがもらったって、嬉しい言葉。
気に入ってくれたんだ。
申し訳なさそうに笑みを浮かべる陽菜。
こんなちょっとしたところがかわいく思えてしまう。
「そんな、そんな。褒められて光栄です」
祐太朗のヤツ、デレてる。
陽菜って、男の落としどころを心得てるって感じがする。
たぶん、無意識にやっているんだろうけど、計算でない分、怖いよな。
まさか、どこそこで落としまくってるんじゃないだろうな?
心配になってきた。
「これ、没収ね」
今まで黙って写真を見ていた春田が油断した隙に写真を取り上げた。
「何をするんだ」
「何って、破って捨てるのよ。決まってるでしょ」
「萌絵。わたしたちがもらったんだからね。萌絵にはそんな権利ないでしょ。さっきからおかしいよ。そんな意地悪しないで」
陽菜が反抗してる。
わたしたちがもらったって、嬉しい言葉。
気に入ってくれたんだ。



