今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「……」

 驚いて声が出せない俺を見て、祐太朗が得意そうな顔で言った。


「俺のベストツーショット。町田さんの団体優勝とシングルス準優勝のお祝い。2枚あるから2人にあげるよ」

 陽菜と一緒に写真を見る。

 A3サイズ写されていたのは俺と陽菜の後ろ姿。

 学食だと一目でわかった。

 俺はテーブルに肘をついて、陽菜は少し首を傾げて、窓の外を見ている。

 お互いの身体の向きから、同じものを見ているんだろうと推測できた。


 何を見てたんだろう?
 途切れた会話の合間、何気なく外を見たんだろうけど。


 これがいつなのかは思い出せない。


「これ、いいだろ?」

 って、祐太朗が自慢げな顔になった。


「いくつか撮っているけど、これが一番いいんだよな。言葉なんかいらなくて、同じものを見ている姿だけで、気持ちが通じ合ってるっていうかさ。この雰囲気いいんだよ。プリントアウトして自分の腕前に惚れ惚れしちゃたもんな」


 思わず、こけそうになる。

 自分の腕前自慢かよ。