今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「萌絵、まだすんでないよ。途中なんだから」

 陽菜の不満そうな声に、

「何を話しするのよ? もう何もないでしょ」

 春田が俺を見ながら冷たく言葉を吐いた。


 嫌われてる?

 俺、こいつに何かしたっけ?

 まったく身に覚えがない。

 ほとんど面識がないのに……


 そういえば、体育館で睨まれたような気がしたのは、気のせいじゃなかったのか?


「萌絵だって、白河くんのこと、かっこいいって、はしゃいでたじゃない?」

 初めて陽菜に会った日だ。

「そんなこともあったねー。まっ、見る分には害はないからね」

 って、何て言い草だ。


「いつもの萌絵じゃないよ。どうしたの?」

 陽菜の困ったような声が後ろから聞こえる。


「別に、何でもないよ」

 いつも萌絵って、どんななんだ?


「はい、これ」

 話を遮るように祐太朗の声がして、目の前に差し出されたプリント用紙。



 よく見たら写真だった。