今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「はあ? もう試合終わったの?」

 里花ちゃんの驚いたような声が聞こえて、俺はコートへと目をやった。

 ユッキーがガッツポーズをしてる。
 もしかして勝ったのか?


「調子良すぎるほど良すぎだわよね」

「結局、三冠もってちゃったよな。夏も春も」

 確かめるように歩夢を見たら、うんうんって頷いていた。


 すげー。


 会場にアナウンスが響き渡った。

 女子シングルスの決勝戦。


「始まるようね。男子が終わっちゃったから、これが最後の試合ね」

「みんな注目だろうな」


 里花ちゃん達の声に、陽菜達、選手はどれほどの期待を背負って、会場に入ってくるんだろうって思ってしまった。

 やがて、体育館の入り口が開いて、選手が入場してくる。

 緋色ちゃんに続いて陽菜の姿。

 わあーと歓声が上がった。

 観客席盛り上がってるな。



 男子の試合の数倍はありそうな感じ。
 女子だからか?