今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「来たわね」

 里花ちゃんの声がして、2人の男子が帰ってきた。


 そういえば、すっかり2人の存在を忘れてた。

「どうだった?」

「思っていたより落ち着いてるみたいだよ。大丈夫じゃないかな」

「それから、香織コーチに言っといたから、緋色の件。反省していたみたいだから、里花にもあとで、詫びを入れるんじゃないかな」

「当然でしょ? ちゃんと謝ってもらうわよ」

 って、どんな会話なんだ。

 コーチより部員が偉そうにしているって、どんな部活なんだ?


「おまえらな、程々にしとけよ」

 守下さんが呆れたように間に入る。

「はい、はい。わかりました」

 里花ちゃんがおざなりの返事を返していると、

「ユッキーの試合って、何ゲーム目?」

 席に着いた男子の1人が尋ねていた。

「2ゲーム目。ちなみにリードしているのはユッキー」


 この3人、ユッキーって呼んでるんだ。
 本人には先輩って言っていたよな。