今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「そこまでして、見たいもんなのか?」

 陽菜と自分の母親達を巻き込んで。

「当たり前でしょ。陽菜の大事な試合なんだよ。見たいに決まってるでしょ。それに1日も離れていたくないしね」

 って、もしかして……それが本音か?

「だから、次も見に行くってわけか?」

「そうだよ」

 コイツ、気持ちを隠さなくなったな。

 挑戦的に見えるのは気のせいじゃないよな。
 俺を煽ってるのか?

 
「じゃ、次も会えればいいな」

「会えると思うよ。試合を見てみればわかるから。あれっ。終わったみたいだね」

 すっかり、陽菜の試合を見落としてしまった。
 陽菜はどうだったんだろう?


「予想通り。町田選手が勝ったわね」

 後ろから里花ちゃんの声が聞こえた。

 陽菜が勝ったのか。
 よかった。

 ということは、緋色ちゃんと対戦するってことなのか。


 陽菜も緋色ちゃんもちっとも強そうに見えないんだけど、どっちもか弱そうに見えるのにな。



 どんなプレイをするんだろう。