今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

なんだろう。

 この達観したものの見方は……

 里花ちゃんて、すげー。
 何気に尊敬してしまう。

 ここまでズバリと言い切ることが出来ると爽快だろうな。

 誰も太刀打ちできないもんな。
 どこから来るんだろう? その自信。

 俺にもわけてほしいくらいだ。


 羨望の眼差しで見ていたのを気づかれてしまったらしい。


「ごめんなさいね。うるさくしちゃって」

 こっちを見て謝っているけど、悪びれない里花ちゃんの態度。

「いえ」

 短い言葉で返して俺は前を向いた。

 あんまり見てても失礼だよな。

 興味は尽きないけど。
 盗み聞きしているようなもんだし。


「あのお姉さん、いいね」

 歩夢がぽそっと零した。

「もしかして、好みのタイプとか?」

 陽菜だけに興味があるんじゃなかったのか?

「何言ってんの。そういう意味じゃないことくらいわかるでしょ」

 バカじゃないのって顔をされた。

 わかるけどな。
 あのキャラ、強烈過ぎる。