今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「だから、思うわけ。もしも陽菜が誰かとつき合うとしたら、わたしが納得できるような人じゃないとダメって」

 陽菜って愛され過ぎてる。

「あゆくん、頑張ってね。わたしのイチオシはあゆくんだから。他は認めないから」

 力強い言葉と共に僕の手をとって、励ますようにギュウと握った萌絵さんに、若干引いてしまった。

 エキサイトし過ぎだから。
 陽菜に相応しいって認めてくれたのは嬉しいけど。

 陽菜の初恋の相手が僕だったら最高だよね。
 眠り姫を目覚めさせる王子は僕だけ。

 夢が現実になるといいなって思ってしまったから、

「頑張ります」

 なんて、つい言ってしまった。


 いつかは告白しなきゃね。
 関係が壊れるのを怖がっていたら、いつまでたっても恋は始まらない。

 幼馴染みなんて、近くて遠い存在。

 だけど、気持ちが通じ合えば誰よりも分かり合えると思う。



 僕は誰よりも陽菜のことが好きだから。