今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「わたしの体重が落ちていることは、知ってるよね?」

「……ああ」

 頷くと陽菜は少し恥ずかしそうに俯いた。

「あれだって、誰にも知られずに自分で何とかしたかったの」

 って、ポツリと零した。


 自分で何とか出来るものなのか?

 3キロ。

 普通なら、そのくらい落ちてもどうってことはないと思う。

 俺だったら、身体が引き締まって喜ぶだけだけど。

 適正体重を割ってるって、歩夢は言ってたよな。

 あいつがそこまで知ってるのは、面白くないけど。
 なんで、そんなに詳しいんだろう。
 いくら好きだからって、そんなところまで把握するものなのか?

 ……思考が脱線してしまった。


「それは陽菜自身で何とかなるもの?」

「したかったの」


「体重が落ちると、どんな風に支障をきたすわけ?」


 身体が軽くなると、動きが楽になるし、スピードやシャープさが出てくるっていうメリットは思いつくけど、デメリットは出てこない。