今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「本当に?」

「本当だよ」

「……こんなこと、白河くんに言っていいのか分からないけど。もし、気を悪くさせちゃったらごめんなさい。イヤだって思ったらつき合ってくれなくていいから」

 って、陽菜の表情が翳る。

「分かった。話してくれる?」

 陽菜は頷いてやっと口を開いた。

「昨日、歩夢を怒らせちゃったの」

「怒らせたって……」

 あいつが陽菜を怒ることがあるのか? 溺愛しまくってるようにしか見えないのに。

「お弁当作ってくれた時は嬉しかったんだけど、明日も作るって言われた時、歩夢のことだから大会まで作るつもりだって思って、あと1ヶ月近くもあるのに、負担かけられないって……断ってしまったの。歩夢はそれが気に入らなかったらしくて……」

 陽菜はそこでいったん、言葉を切った。


 歩夢は歩夢なりの考えがあっただろうって思うし、陽菜は陽菜の思いがあって。
 容易に口を出せなくて黙ったまま、陽菜の言葉を待った。