今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「まさか、それだけじゃないよね」

「……うん。サンドイッチとか……うどん」


 炭水化物ばかり。見事なほどの偏り。


「サラダも……食べた」

 唇が震えている。


「他には?」

「……」


 瞳が潤んで、陽菜は唇を精一杯引き結んで涙を堪えていた。

 あとは言葉にならないのか。それとも……

「もしかして、それだけしか食べていなかった?」

 陽菜はぷいと横を向いてしまった。
 それが答え。


「僕は責めているわけじゃないよ」

「……わかっ……てる」


 ひどい食事。

 これじゃ、痩せるはず。



 練習だってハードになってるはずなのに。
 陽菜は食べなきゃダメなのに。