今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「お昼、食べてなかったってことはないよね?」

「そんなことはしてないよ」

 と、陽菜はブンブンと左右に首を振った。

 明確な否定。
 食べてはいたんだ。

 問題はその内容だよね。


「じゃあ、何食べてたの?」

「それは……」

 往生際が悪い。
 この後に及んでまだ言えないの?


 僕に隠し事するなんて。

 陽菜の顔に触れて、頬の輪郭を辿る。


「自分で分かってる? この前言ったでしょ。顏がほっそりしたって、僕が気づくんだよ。おばさんだって気づかないはずないと思うよ。おばさんに確かめてみようか? 話してもいいんだよ? 陽菜の体重が3キロ落ちてるって」


 
 卑怯なやり方。


 分かっているけど、どうしても言わせたかった。



 陽菜が一番知られたくない人を使って。