今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「はい、はい。そうだったね。陽菜はお姉さんだもんね」

「もちろん。分かっていればいいよ」

 陽菜が急にお姉さんぶる。


「陽菜、今日だけだよ。明日はちゃんと湯船に浸からなきゃ。シャワーだけじゃ、疲れも取れないからね」

 はあって、大きな溜息をついて僕を見た陽菜。

「歩夢には勝てない。何も言い返せないんだもん」


 ぼそりと呟いた言葉に僕の方がびっくり。
 勝てるって思ってたの?

 この前、僕に勝つのは100年早いって言わなかったかな。
 忘れちゃった?


 念を押しとかないと、それでいいって思っちゃったら困るから。

 人間って、楽な方に流されちゃうからね。



 身体のケアは大事だよ。