今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

 僕、言ったよね?
 甘えてって、頼ってって、わがままになってって。

 僕、言ったよね?
 陽菜の役に立ちたいって。

 陽菜、言ったよね?
 僕がいてよかったって。
 僕がいたから、頑張れたって。



 僕だって、同じだよ。


 陽菜がいたから、寂しい思いをせずに母親の帰りを待てたし。
 いつでもどんな時でも、僕のことを考えてくれる。
 そばにいさせてくれる。


 陽菜がいてくれるから、僕だって、頑張れてるんだよ。


 陽菜に必要とされる存在になりたいって……ずっと思ってきたんだよ。

 陽菜は僕の宝物だから。



 陽菜のためだったら、なんだってする。