今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。

「これ、ホントに歩夢……くんが作ったのか?」


 中1だろ?

「うん。そうだよ。上手でしょう?」

 って、自分が褒められているみたいに、嬉しそうな顏をした陽菜。


 昨日は陽菜がほとんど作っていたから、歩夢は手伝い程度だと思っていた。
 とんでもない。
 本格的な腕前だ。味は分からないけど。

 今どきは小学生だって料理はするし、テレビでもそんな番組はある。

 
 あいつ、いくつの顏をもってるんだろ。
 普通の中学生じゃないよな。



「白河くんにも食べさせてあげたいんだけど、ごめんね。わたしが全部食べないとダメだって言われてるから。今度ね」


 って、陽菜はすまなそうな顔をしたけど、別に歩夢の作った弁当なんか、欲しくないぞ。



 陽菜のだったら、別だけど。