「まあな。あれだけ態度が変わればね。小学生の頃まではそんなことなかったんだけど、俺も一緒に遊んだりしてたし。俺達が中学生になってからかな。今まで俺達のこと見て来たくせに。友達って言ってもなかなか信じてくれなくなったし。陽菜に近づくな、いい加減離れろとかって、事あるごとに言われてきたからなあ」
歩夢って性質が悪いよな。
「今はそのことで口撃されることはなくなったけど、歩夢は陽菜命だから、思うことはいろいろあるんだろ。おまえも気をつけろよ。俺以上に敵視してくるかもしんないから」
「だろうな。ていうか、もうされてるし」
「そうだったな」
って、そこで笑うな。
航太だってやられてるんだろ?
「あいつも、陽菜さえ絡まなければ、かわいいヤツなんだけど」
って、言うあたり、やっぱり歩夢のことは憎めないんだろう。
航太にとっても、弟なんだろうな。
俺にはそうは思えない。
あいつはやっぱ、男だよ。
俺と同じ、陽菜に恋する一人の男。
歩夢って性質が悪いよな。
「今はそのことで口撃されることはなくなったけど、歩夢は陽菜命だから、思うことはいろいろあるんだろ。おまえも気をつけろよ。俺以上に敵視してくるかもしんないから」
「だろうな。ていうか、もうされてるし」
「そうだったな」
って、そこで笑うな。
航太だってやられてるんだろ?
「あいつも、陽菜さえ絡まなければ、かわいいヤツなんだけど」
って、言うあたり、やっぱり歩夢のことは憎めないんだろう。
航太にとっても、弟なんだろうな。
俺にはそうは思えない。
あいつはやっぱ、男だよ。
俺と同じ、陽菜に恋する一人の男。



